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2018年3月

平昌オリンピックを観て〜語り継がれていってほしい一つのエピソード

平昌オリンピック、それほど強い興味を持って見始めたわけでもなかったのだけれども、終わってみたら、とても心に残るシーンに数多く出会うことができました。

今日はその中でも、特に印象に残ったシーン、
小平奈緒選手がスピードスケート500mでオリンピックレコードの滑りを見せたあとの、会場を静めた場面を書き留めておきたいと思います。

 

語り継がれてほしい一つのエピソード

 

小平奈緒選手は、平昌オリンピックのスピードスケート女子500mで、素晴らしい滑りをしました。

会心の滑り、そしてオリンピック記録更新。

ゴールした瞬間、小平選手は両手を広げ、グッと拳を握りしめて喜びを表しました。

すぐに、会場は歓喜の声が上がりました。

小平選手の滑りに金メダルを確信した観客が、大きな声を上げ、そして互いに抱き合って喜びを表現しています。

 

その時。

 

小平選手は自身の人差し指をそっと口元に当て、「静かに」と言ったのです。

 

その姿に会場は静まりました。

 

まだ競技は終わっていない。

次にスタートする選手が競技に集中できるように…。

 

このシーンは、1964年の東京オリンピックでのヘーシンク選手のエピソードを思い出させてくれます。

ヘーシンク選手は、1964年の東京オリンピックの柔道競技に出場し、見事に金メダルを取りました。

勝利が決まった瞬間、歓喜に沸くオランダのコーチがヘーシンク選手に駆けよろうとしたところ、ヘーシンク選手はこれを制したのです。

 

まだ礼が終わっていない。

礼が終わるまでが柔道だ。

 

後世に語り継がれることとなった、ヘーシンク選手のエピソード。

小平奈緒選手のエピソードも、これに匹敵するものだと感じました。

 

競技へのリスペクト。

同じ競技に挑戦するアスリートへのリスペクト。

そして、自身の才能を爆発させて最高の結果を手にしてもなお、冷静さを失わないそのメンタリティ。

 

素晴らしいことだと思います。

 

オリンピックは、私たちの世界が、過去から長きにわたって引き継いできた世界の祭典です。

今回のオリンピックに触れることで、私は、ずっとずっと語り継がれる、そんなエピソードに出会うことができました。

 

Unlock the Potential.

オリンピックアスリートに抱く敬意

先月、平昌オリンピックが開催されました。

スピードスケートやカーリング、フィギアやジャンプ、複合などなど、多くの競技に日本人選手が出場しましたね。

いろんな国の代表選手が一箇所に集まって行われる大運動会。

巨大なイベントになってしまったが故の悲劇や困りごとももちろんありますが、
やっぱりこの大運動会は観ていて楽しいです。

楽しみの一番は、やはり各国を代表するアスリートの凜とした姿と表情、そしてパフォーマンスに触れられること。

小平選手のスピードスケートなんて、500m種目は37秒程度の戦いです。

この一瞬のために生きてきた、そんな言葉が聞こえてきそうな、覚悟の表情。

そして、全身の毛先一本一本まで神経を張り詰めて、スタートの号砲を待つ姿。

人間の手によって放たれた号砲に、寸分の狂いもなく反応してスタートし、自分の心に描き続けたレーンをものすごいスピードで滑っていく姿。

そして、ゴールした瞬間に見せる、自分との戦いの結末を感じ取った表情。

最後に、緊張から解き放たれて見せる、安堵、または悲壮な姿。

突き詰めて、とことん望んで、そして挑んだからこそ見せる姿です。

素晴らしいです。

いつも、各国のトップアスリートを見ては、そのストイックさに感動するのですが、
それと同時に「自分は今、どれだけ挑戦しているかな…」と、ついつい自問自答をしてしまいます。

「自分、まだまだ甘いな」

まぁ、だいたいこういう答えになるんですけれどもね。

トライし続ける姿、感情を波立たせることなく、シンプルに日々の成長を目指して改善を繰り返していく姿。

そんな姿を見せる、オリンピックアスリートの一人ひとりに、敬意を抱きます。

たとえスポーツという分野でなかったとしても、自分も、挑戦する心は持ち続けたい。

シンプルに日々の成長を目指していこう。

アスリートにもらった元気を、ありがたく自分自身に使っていこう。

今日より明日。頑張るぞ。

 

そうそう、最後に。
今月はパラリンピックが始まりますね。

パラリンピックアスリートがどんな姿を見せてくれるのか、こちらも楽しみです。

Unlock the Potential.