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2016年4月

iPhoneは電話ではなく、パソコンでもなく、自分のもう1つの脳だと思っている人が増えてきていると思う。

iPhoneが世の中に登場したのは2007年でした。
今から9年前ですね。

iPhoneなど、スマートフォンを持っている人がこの魅力的な媒体をどう認識しているか、たったそれだけのことで、そこに情報格差が生まれ、広がっているように感じています。

iPhoneは電話ではなく、パソコンでもなく、自分のもう1つの脳だと思っていますか?

私の周りには、「そんなに使わないから」と言って、ガラケーを好んで使っている人がいます。

その一方で、セミナーなどに出席すると、当たり前のようにiPhoneを机上に置き、講師の言っていることで気になることがあったらその場でどんどん調べている人がいます。

そして同じセミナーに出ていても、iPhoneは持っているけれど、人(講師)がしゃべっている時にそれをいじることは失礼な気がするからと鞄の中にしまったままの人もいます。

どれが正解ということも、不正解ということもないと思います。

ただ、もし自分がもっと成長したい、もっと自分を高めたいと思っているのならば、この3人の行動は、そしてiPhoneに対する認識は参考になるかもしれません。

もし、iPhoneを電話だと思っているならば、こんな高価なものはいらないと思います。
むしろガラケーのほうが電池も長持ちします。

もしiPhoneをパソコンだと思っているならば、活用する価値も場面もたくさんありそうです。
ノートパソコンより小さくて軽くて、とにかく便利です。

そしてもし、iPhoneを自分のもう1つの脳だと思っているならば、これは活用するとかしないとか考える必要もありませんね。
頭の中の脳では考えたり、想像したり、創造したりを存分に楽しんで、
もう1つの脳では調べたり、計算したり、発見したりすればいい。
そしてアウトプットも、声に出してもいいし、言葉にして発信してもいい。

iPhoneが登場して9年目。
iPhoneを自分のもう1つの脳だと自然に思えている人が増えているような気がします。

便利になった、というだけではない出来事が身の回りに起きていますね。

頭を柔らかくしてこれからの時代の変化についていきたいと思います。

Unlock the Potential.

2016-04-25 | 読書記録

ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」by荒木香織 専門家がその知見をやさしく伝える良書です。

あのラグビーワールドカップ2015イングランド大会で、ラグビー日本代表が強豪南アフリカを破るなど大活躍したことは記憶に新しいですね。
その日本代表でメンタルコーチを努めた荒木香織さんが本を出版されました。
「ラグビー日本代表を変えた『心の鍛え方』」という本です。
日本代表選手が輪を作ると中に隠れて見えなくなってしまう、そんな荒木コーチですが、メンタルコーチのプロとして屈強な選手たちの心を支え、素晴らしいパフォーマンスを引き出しました。
そしてこの本は、専門家が専門知識のハードルをぐっと下げて、日本代表選手の心を動きを実例を交えて分かりやすく伝えています。

専門家がやさしく伝えることってとても難しいことです。
説明が足らないことでの読者の誤解を恐れてしまう。

荒木さんもきっとそんな葛藤があったのではないかと思いますが、この本は専門知識に裏付けされた確かな知見がとてもやさしく、分かりやすく書かれています。

それでは本の中身を紹介したいと思います。

「ラグビー日本代表を変えた『心の鍛え方』by荒木香織」は専門家がその知見をやさしく伝える良書です。

ーはじめにー

ここで荒木さんは、メンタルコーチの仕事と「スキル、道具を増やすこと」と書かれています。
不安や課題にぶつかったアスリートが、自ら扉を開いていけるように、スキル、道具を増やしてあげること。

よくアマチュアの試合を観戦していると(時にはプロの試合でも)、やみくもに「気合いを入れろ!」とか「プライドを持て!」、「集中しろ!」みたいなことを叫んでいる監督を見かけますが、それでは選手のパフォーマンスは上がりませんよね。
荒木さんの冷静さがうかがえるこの「スキル、道具を増やすこと」という言葉、ご本人には当たり前のことなのでしょうが、なかなかここにたどり着いていないスポーツ界の現状があるように思います。

ー第一章 最高のパフォーマンスを発揮するためのメンタルスキルー

ここでは五郎丸選手の、あのルーティンが紹介されています。
ゲン担ぎではないですよ、との注釈付きです。
「プレ・パフォーマンス・ルーティンは、様々な雑念を取り払い、ルーティンを正確に行うことだけに集中するためのもの」です。
私が面白いなと思ったのは、五郎丸選手が「キックに集中するために行う」のではなくて、「プレ・パフォーマンス・ルーティン」そのものに集中する、ということ。
結果を求めて行うものではないのですね。

また、この章では「平常心」よりも「緊張」がパフォーマンスを高めること、「興奮と不安とパフォーマンスの関係」にも触れています。
私はいつも「自然体が一番いい」と自分に言い聞かせているのですが、極度の集中状態である「フロー」になるには、適度な興奮と不安があったほうがいいのですね。
なるほど、です。

ー第二章 自分に自信をつけるためのメンタルスキルー

エディ監督から「日本代表というチームを作り上げていくこと」「個々のパフォーマンスを向上させること」を求められた荒木さんが進めたことが「勝ちの文化をつくる」ことだったそうです。

ワールドカップで過去に1勝しかしていないチームですから、これはなかなか大変だったとろうと思います。
この章では、日本代表選手のマインドセットを変えていくための取組みが紹介されています。
その中で私が面白いと思ったのが、「基準を『いま』に置く」ということ。
過去の成功体験を大切にするあまり、日々状態が変化していることについていこうとしなければ、いずれ成功から離れていってしまうということ。
基準を「いま」に置き、どん欲に吸収していくことが大切なんですね。

また、「Act like a winner」(勝者のようにふるまえ)という言葉も紹介されていました。
まずは行動から変えていくこと。
これもマインドセットを変えていくための有効な手段です。

ー第三章 目標を達成するためのメンタルスキルー

この章は「がんばりマスがいちばんタメ」という言葉から始まります。
スポーツ心理学では40年以上の研究の中で、「がんばりマス」目標がいちばんいけないとされているそうです。
あちゃちゃ…。
忙しくなって思考がにぶくなってくると、ついつい「とにかく頑張る」と思ってしまいがち。
でもそれでは遠回りの道をすすんで選んでいるようなものなのですね。

目標を立てる際には、
「結果に関する目標」
「パフォーマンスに関する目標」
「過程に関する目標」
が大切だそうです。

これ、なかなか普段意識していなかったことなので、今後の私自身の生活にも即取り入れていきたいと思います。
この3つを意識することでパフォーマンスが上がったら嬉しいな。

このほかにも、「期限のない目標は無意味」であるとか、「完全主義を捨てる」など、すぐにでも取り入れたいことがこの章でたくさん紹介されています。

ー第四章 困ったときのメンタルスキルー

プレッシャー、パニック、チョーキング…どれもできれば避けたいものです。
パフォーマンスを極度に落としてしまうチョーキング、これは何の前触れもなく襲ってくるものなので、もう「起こるものだ」と想定して準備することが必要だそうです。
考えうるシチュエーションを想定して、徹底的にシミュレーションしておくこと。
それでも起こる想定外のときに自分がどう行動すべきか把握しておくこと。
そして、「思考停止を身につける」ことも有効だそうです。

思考をストップさせること、トレーニングすればできるようになるそうですよ。

リアクト、リラックス、リセットの3Rを意識する。
自分の感情のクセを知り、あらかじめ決めておいた行動でリラックスさせて、前向きな言葉などを利用してリセットする。
これもぜひ日常に取り入れたいスキルです。

ー第五章 受け止め方を変えるメンタルスキルー

「プレッシャーというものは、見ることはできないし、触ることもできません。本人の受け止め方の問題なのです」
重圧になってしまうか、エネルギーになるか、自分の受け止め方次第なのであれば、ぜひエネルギーに変えていきたいもの。
わかっていてもなかなかできないものですけれどもね、意識することで変化が生まれるかもしれません。

「失敗をいい経験ととらえる」
あぁこれ、私もよく使っています。
仕事をミスしてしまって、沈んだ顔の部下に「失敗にする?経験にする?」と聞いています。
「せっかくだから経験にしない?」と声をかけてあげると、部下の表情がふっと穏やかになります。
これ、効果ありますので、みなさんもぜひ使ってみてください。

ーおわりにー

最後に荒木さんは、メンタルコーチの必要性と、そでがなかなか浸透しない現状について書かれています。
「スポーツ科学の価値が認められること」
ここに荒木さんは期待しているし、ご自身も今以上にアピールする決意を新たにされているそうです。

私もスポーツ選手、あるいはそこに関わっている人たちのメンタルを支えることができる、そんなコーチになりたい願望があります。
メンタルコーチの存在価値がもっと認められていってほしい。
いつか私がそこで活躍できる日が現実なものとなれるよう、私自身も学び続けたいと思います。

そして、日常生活にも取り入れられるたくさんの知見がやさしく詰まったこの1冊。
みなさんにもおすすめします。
長文にもかかわらずお読みいただき、ありがとうございました。

Unlock Your Potential.

ストレングスファインダー:運命思考資質は本質に気づくことができる。

ストレングスファインダー34資質の一つである運命思考資質。この資質を私たちストレングスコーチは「つながり資質」と呼ぶこともあります。

この資質、とても魅力的な才能として活かしていくことができるものですので、今日はこの資質を紹します。

ストレングスファインダー:運命思考資質は本質に気づくことができる。

この運命思考資質が上位にある人に会うと、とても穏やかな第一印象を受けることが多いです。
運命思考資質が高い人は、何か予想外のことが起きたときにも、「きっとこれには何か意味があるよ」と自然に思うことができます。

だから受け入れることができる。

他の人には見えない“つながり”が見えるって素晴らしい才能です。

多くの人が、見えないことや気がつかないことで不安になったり、自暴自棄になったり、攻撃的になったりしてしまう場面でも、運命思考さんは見えるから、気がつくから落ち着いていることができる。

何が見えるのか?
何に気がつくのか?

それは物事の根っこにある部分であり、「本質」です。

この才能、ぜひ人のためにも使って欲しいと思います。
「この仕事にはこんな大切な意味があるんだよ」
「あなたが不安に思っていることって、本質的にはここに問題があるんじゃないかな。」
「私たちが守りたい大切なことってここにあるんじゃないでしょうか」

運命思考さんは、そんな発言が自然とできる方です。

自分の才能を信じて、「運命思考があるからできるはず」と行動してみてください。
才能があなたをもう一段上へと引き上げてくれますよ。

Unlock Your Potential.

ポジティブ資質は能天気なのか?〜ストレングスファインダー〜

今日はストレングスファインダー34資質の中から、ポジティブ資質を取り上げてみます。

「ポジティブ」という資質。

なんだかとってもプラス思考なイメージがありますね。
悩みなんてなさそうです。

でも、本当にそうでしょうか?

ポジティブ資質が上位にある人と話をしていると、確かに根っからのプラス思考の方もいらっしゃいます。
そして、「私そんなにポジティブじゃないですよ」と言いながらも、「でも寝れば翌日にはスッキリしています」なんていう方も結構いらっしゃいます。
そんな中、ある程度の確率で「私ネガティブ思考なのに、なんでポジティブ資質が高いのでしょうか」と本気で考え込んでしまう方にも出会います。

このポジティブという資質は、人間関係構築力の資質なんですよね。
実行力の資質ではない。
ですので、「私がポジティブであり続けたい」というものとはちょっと違うのです。

相手との関係の持ち方、相手へのアプローチの仕方がポジティブなんです。

自分自身がネガティブ思考であっても、相手へのアプローチの仕方はポジティブにする。
そしてポジティブな関係を築こうとする。
自分がネガティブに考えていたとしても、「なんとかなるよ」と相手に声をかけることでプラスへ動こうとする。
ポジティブ資質はそんな一面も持っています。

同じポジティブ資質が高くても、そこにはいろんなタイプの方がいる。
ちょっと奥が深いですね。

だからこそ、このストレングスファインダーには尽きない魅力があるのです。

Unlock Your Potential.

2016-04-19 | 未分類

力むな力むな自然体で〜強み?弱み?ストレングスファインダーとの共通点!

先日、イラストを描くセミナーに参加しました。

イラスト・・・・とても苦手意識があります。

小学校のとき、図画工作の成績で「がんばりましょう」を取ったのです。
それ以来、「私は図画工作が苦手なんだ〜」という気持ちが抜けないままです。

マルがね、丸く書けないんですよ。

なんかいびつになる。

そんな私ですが、ストレングスファインダーを学ぶ中で
苦手だと思っていることほど “力む” ということを実感するようになりました。

ならば、力みさえ取れば、マルもうまく描けるんじゃないか、絵ももっと楽しく描けるのではないか。
そんなちっちゃな野望を持ってセミナーに参加しました。

そしてはじめに講師の方に言われたこと。
「絵が描ける人は、描くのが好きでたくさん描いているから描けるようになるんですよ。」
「単純に描いている量が違うってことですね。」
「数字が得意な人が日々いろんなことを数字に置き換えていることと同じですね」

あー、そっか。

確かに、描くのが下手だと思っているから、普段絵を描くことなんてしないし、むしろ避けてきた過去があります。
これって、練習に一度も出ないのに、いきなり試合に出て「活躍できない!」って言っているのと同じってことだ。
そりゃあ上手く描けないわけですよね。

私の場合は、まず「絵を描くのがそんなに苦手じゃない」と思い込んでみることと、それで鼻歌でも歌いながらとにかく何か描いてみること、そして出来上がったへんてこりんな絵を笑ってすませてしまう気楽な心持ちが必要なんですね。

苦手だと思って肩に力入れて描いてたら、そりゃぁマルも丸くならないですよね。

リラックス、リラックス。

結局のところ、苦手なものって、心の力み(「これ苦手だーっ」と思うことでの力み)と、そこからくる身体の力みが生み出すものなんだなぁ。

イラスト(絵)を描くのでも、自分のストレングスを活かすのも、結局のところどれだけ力みを取って自然体になれるか、自分らしくなれるかってことにつながるんですね。

自分を勝手に枠にはめないようにしよう。

あなたもね。

Unlock Your Potential.

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