ー 分析思考 ー
「会議がエピソードの話になって盛り上がる。『あのときさ〜』なんて笑いが起きている。その中に静かな分析思考の彼がいる。つまらないわけじゃない。いや、つまらないかどうかすら気にしていない。気になる資料を見ているだけだ。彼らしい。いいんじゃないかな。」
彼が彼らしくいられる。
私も私らしくいられる。
そんなチームでありたいものだ。
みんなが笑っているその時に、静かな彼がいてもいいんじゃないかな。
ストレングスファインダーを知る前は、なぜ彼が黙っているのか分からなくって、何か不満があるのだろうかと気にしてしまう仲間もいた。
でも、それが彼の分析思考なんだと分かったとき、周囲も安心することができたんだ。
お互いの理解が進むことで、そこに安心が生まれ、互いを尊重するベースができあがる。
チームビルディングにSFは役立つぞ。
Unlock the Potential.
ー 分析思考 ー
「分析思考才能は、感情に左右されずに物事を捉えることができる素晴らしさがある。でも、対話で相手の感情をシャットアウトしていると協業が難しくなってくる。感情ってやつは、物事を決める上で重要でユニークな要素の一つだね。さて、どう受け止める?」
できるがゆえに、得意であるがゆえに、他の人と理解し合えないことがある。
分析思考才能が感情を排して判断を下せること、その才能も協業の際に工夫が必要なものの一つだろう。
あなたが、「冷静に、普通に考えれば、判断に迷うことはないだろう。」と思っているとしても、なぜかみんなで話し合うとおかしな方向へと議論が進んでいく。
そこであなたは孤立する道を選ぶのか、感情というやっかいなものを受け入れつつ、その場をリードしていくのか。
時と場合によるとは思うが、ときにはリードする役割にも挑戦してみよう。
その経験はきっと役に立つ。
ほとんど感情だけで判断が行われているものって、そこらじゅうに溢れているからね。
Unlock the Potential.
ー 分析思考 ー
「あの人がああ言っていた、この人がこう言っていた、どうしよう…。なかなか打開策が見出せない。そこに沈黙の彼がいた。彼の分析思考才能が、感情と事実とを切り分けながら打つべき手を探っている。彼が口を開いた時、みんなが彼に注目する。頼りになるぞ。」
分析思考才能を持っている人は、ときにドキッとするくらい冷静な発言をする。
その瞬間は容赦ない発言に聞こえることもあるけれど、振り返ってみると、あらためて要点を突いたその発言に脱帽する。
冷静に事象を整理することができる才能。
素晴らしい。
Unlock the Potential.
ー 分析思考 ー
「分析思考の人は、“整理するための問い”を持っている。とかく勢いや雰囲気に流れがちな事柄も、ひとり冷静になって問いを立てて整理していく人だ。荒波の中でも冷静さを保ち、状況を整理して進むべき航路を見出すことができる。なんとも頼もしい存在だ。」
仕事をしていて、同じメンバーで過ごす時間が長くなってくると、なんとなく生まれてくる空気がある。
相手の考えていることが想定できるようになり、余計な気を使わなくてよくなり、チームとしての判断も早くなる。
それは効率的に仕事を進めていくことにもつながるけれど、“空気で判断する”ことが増えることでもある。
この“空気”に飲まれないのが、分析思考才能のいいところだ。
空気では判断しない。
確認すべきところは確認し、ちゃんと整理して判断していく。
頼りになるね。
Unlock the Potential.
ー 分析思考 ー
「お菓子を購入した。箱に「日頃の感謝を込めて2本分増量中!」とある。うん? なぜ“2本“増量ではなくて“2本分”増量なんだ?なぜ?その意味は?私の中の分析思考が小さくこだわりをみせる。まいっか、今日のところは手放そう。手放すこともコントロールだ。」
ちっちゃなことなんだけどね。
誰でもこだわりたくなるときがある。
そんなとき、気分に任せて「気になってしょうがない!」となるよりも、
「あぁ、私の中にある◯◯才能がこだわりをみせているなぁ」と思えると、感情は穏やかなままで、自分のこだわりを俯瞰して見ることができる。
俯瞰して見れれば、手放すこともできるようになる。
感情的になって右往左往するよりも、穏やかなままで自分を上手に扱えるほうが、よいことが多そうだ。
手放すこともコントロール。
そんな才能の活かし方も、ありだよね。
Unlock the Potential.