ー 慎重さ ー
「『これ、やっといて』と言われて、何も見通せなくて慎重さ才能がフリーズする。見通せないとリスクの予測も働かないからだ。でも待てよ。そこまでリスクに敏感になる案件でもないぞと思い直してフリーズした才能を溶かしていく。緩めることも才能の磨き方だ。」
ちゃんとやりたい、やりきりたい。
そんな強い欲求が、慎重さ才能にはある。
だから、他人から急に頼まれて、何も見通せない状況になると、つい才能がフリーズする。
そんな、つい拒否反応が出てしまったときに、その反応を緩める術を持っておくことも有用だ。
果たして、拒否し続けるほど、リスクを恐れなければならないほどの重要な案件なのだろうか?
もし、そこまでリスクに敏感にならなくてもよいかもね、なんて思えたら、フリーズした才能を緩めてあげてもいいだろう。
緩めることも才能磨きの大事なスキルだね。
Unlock the Potential.
ー 慎重さ ー
「慎重さ才能が新しいプロジェクトの甘さを自分に気付かせる。頭の中で、赤い警告ランプが光り出す。このプロジェクトを止めるべきか、それとも甘さを仲間に伝え克服へと動き出すか。その選択肢は自分が持っている。選べるぞ。さぁ、どうする? 」
気付くアンテナを持っていること、それは優れた力だ。
でも、自分は気付いているのに周りは気付いていない状態というものは、なんとも居心地の悪さを感じてしまうことがある。
特にリスクについてはそうだろう。
「なぜ気付かない?」
「だってここにきけんがあるだろう?」
「そんなのすぐに気が付きそうなものじゃないか!」
自分が気付けるくらいなのだから、みんなだって気付いていいはずだ、なんて考えてしまったら、余計に自分の才能の存在を認めないことになってしまう。
気付けるアンテナを自分は持っている。
それを生かすのは、自分だ。
Unlock the Potential.
ー 慎重さ ー
「見通しが立つと大胆に行動し、そうでないと注意深く予測のアンテナを立てていく慎重さという才能。見通しの有無によってスピードが大きく違うって自分でもわかっているから、ついつい“見える範囲内”にとどまりたくなる。さぁ、外に出て自分の枠を広げよう。」
この範囲内なら安心してスピードが出せる。
そんな感覚が慎重さ才能には、ある。
わかっているから、スピードの出せる範囲で成果を出していこうとする。
でも、それだけだと、そのうち行き詰ってしまうんだ。
敢えて枠を広げていくことって大事だ。
見通しが立たないところ。
大胆じゃなくてもいい。少し外側のところでもいい。
枠を広げていこう。
慎重さ才能があるんだから、枠を広げていっても大丈夫、対応していけるよ。
Unlock the Potential.
ー 慎重さ ー
「慎重さという才能があるとね、予測の力が素晴らしいんだな。なにか行動を起こさなきゃってときに、どこを気をつければいいのかがバババババっと見えてくる。予測して止まるのか、予測して踏み出すのか、そこに選択肢を持てることって優位だね。」
予測の力がある。
戦略性資質なんかも予測力が高いけれど、なんといっても慎重さ才能は実行力に分類される才能だ。
止まるのか、止まったときのリスクはどうか、
踏み出すのか、踏み出すとしたらどこをケアするべきなのか、
予測して、選択して、自分の行動を決めていく。
しっかりとした強さを持つ才能だね。
Unlock the Potential.
ー 慎重さ ー
「慎重さが自分にあると聞いて、『だからいつもブレーキかけちゃうんですね』と反応する人がいる。“ブレーキかけちゃう”を“止める力がある”に置き換えてみよう。自分の大切な才能だ。緩めたり、ぐっと踏み込んだり、自分の意思で使いはじめたら楽しくなるぞ。」
だからこうなのか…
ストレングスファインダーの話をしていると、多くの人から出てくる反応だ。
だから、こうなのか…
自分の思考や感情、行動のクセに気がついた瞬間だ。
気づいたならば、それをプラスに使っていく。
それができるのは、あなただけだ。
自分の内面にある、強い力。
あると知ったからには使い倒していく。
それって楽しいぞ。
Unlock the Potential.