「しっかり人に頼ることができる。」これが成果を出す人の重要なポイント。−リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック出場選手から学ぶこと−
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック競技大会も間もなくその祭典が終わろうとしています。
大会期間中、たくさんの選手たちがインタビューに応じ、私たちに心の内を語ってくれました。
ずっと心に残るような感動的なシーンを生み出してくれた選手たちの多くが、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを述べています。
そこからは、成果を出す人こそ、しっかりと人に頼り、支えてもらっているという事実が見えてきます。
「しっかり人に頼ることができる。」これが成果を出す人の重要なポイント。−リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック出場選手から学ぶこと−
4年という歳月をかけ、厳しい予選を勝ち抜き、たどり着いたオリンピック・パラリンピックの舞台。
そこでは、同じように大会出場をつかみ取ってきた他国の選手たちとの頂上決戦が待っています。
周囲に注目され、結果を期待され、自分の内側ではベストを出したい気持ちや結果を残したい気持ちにぐっと圧力を感じる中での本番。
種目によっては、たった10秒程度で終わってしまうものもある。
そんな状況の中でも、しっかりと結果を残す選手たち。
いやぁ、凄いです。
さぞかしメンタルも強く、自律した心を持っているのでしょう。
そんな選手たちが、試合後のインタビューで支えてくれた人の存在を口にします。
コーチの存在、チームメイトの存在、家族の存在。
世界トップクラスの結果を残す人たちが、人に頼っているという事実。
これは、私たちにとっても大きな学びになることだと思います。
結果を出したい人は、しっかり頼れる人になることが大切
選手たちが持っている才能は、速く走れることだったり、高く飛べることだったり、思い通りに蹴れることだったりします。
その才能を研ぎすませて、世界レベルまで上げていくためにやるべき大切なこと。
その1つには、しっかりとスタッフに支えられ、仲間を得て、環境を整えていくことが挙げられます。
だからこそ、自分の才能を磨くことに集中することができるんですね。
では、私たちはどうでしょうか。
自分の才能を磨いて、しっかりと成果を出すために、うまく人に頼ることができているでしょうか。
得意ではないことまで自分に完璧さを求めたり、できるまで自分だけでやろうとしたり。
あるいは反対に、相手の都合や気持ちも考えずにやみくもに相手に役割を押し付けてしまったり。
なんだか、上手に頼ることができない場面が多いのではないのでしょうか。
そもそも、自分の才能がわからず、どこを磨いて、何を頼ればいいのか分からなかったりもします。
(別に速く走れるわけでもないし…)
これまでの自分がいるからこそ今の自分がいるわけだから、過去の自分を否定することなんて全く必要ないのですが、
これからの自分について考えたとき、
もし、あなたが自分の才能を伸ばすことで大きな成果を出したい、あるいは人に感動を与えたい、もしくは人に大きな貢献のできる人物になりたい、そう思うならば、
しっかり頼れる人になるって大切なことです。
しっかり頼って、そのぶん自分の才能を磨いて、磨いた才能で恩返しすること、その繰り返しです。
「何を人に頼ろうか」
「自分は何を磨いて成果を出し、そして人に恩返ししていこうか」
ここを真剣に考えた人には軸が出来てきます。
やってみる価値、あると思いますよ。
(私は才能の発見にストレングスファインダーをおすすめしてますが、他のやり方でもいいと思います。)
才能って面白いですね。
Unlock the Potential.