2016-09-15
資質の魅力-catchy phrase-(個別化)<研修シリーズ>:ストレングスファインダー
資質の魅力-catchy phrase-(ストレングスファインダー)
「個別化」
ストレングスファインダーの資質を理解するっていうテーマで研修を開催したんだ。
資質の1つひとつを取り上げて、
参加者とのキャッチボールをしながら理解を深めていく。
今日の参加者の中には、個別化さんがいた。
研修をしていて、どうも個別化さんが不満げにしている。
他の人たちが資質の魅力にどんどん惹き込まれているのに、個別化さんだけは浮かない顔。
その理由は研修の後の懇親会で判明したよ。
個別化さんがつぶやいた。
「どうもストレングスファインダーって、人を34の枠にはめこんでしまう気がするんです」
「人って、もっと1人ひとり違っていて、そんな34の枠なんかで説明しきれないと思うんです」
あー、なるほど。
用意された34個の箱に、人をはめ込んでいくように感じていたんだね。
確かに、人が過去に感じたこと、やったこと、思ったことを資質という視点から理解するためには、箱に入れていくようなやり方もあるかもしれない。
でもね、資質というものは、例えば同じ最上志向という名称だったとしても、全く同じものではないんだよ。
資質をツールに例えるならば、同じハンマーという名称だったとしても、世の中にはいろんな形状や重さを持ったハンマーがある。
そしてハンマーは“叩く”ことに強みがあって、切ったり貼ったりなぞったりすることは得意じゃない。
それと同じこと。
最上志向という資質の中にもいろんな特徴を持った“最上志向”がいるんだよ。
「1人ひとりは違うもの、だからそれが面白い」
そんな感覚を持っている個別化さんならではの視点も魅力的だな。
才能って面白いですね。
Unlock the Potential.
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