2018-05-17
走ることで気がついた。自分への期待値、そしてギャップ
先週の日曜日の夕方、5キロほど近所をジョギングした。
もともと長い距離を走ることが得意ではなかったこともあって、ジョギングはなかなか習慣化しないものの一つだ。
今回も、すでに走らない日が一週間ほど続いてしまった。
このままだとズルズルと走らない習慣が身についてしまうので、えいやっと走り出してみた。
しかし、今回はいつもよりも身体が重い。理由はわからないが、とにかく重い。
こんなとき、いつも私の中に沸き起こってくる感情がある。
「こんな自分が嫌だな」
そんな感情だ。
この“嫌だな”が、私をジョギングの習慣化から遠ざけているものの一つだ。
そして、
今日はさらにもう一つ追加で感情が沸き起こってきた。
「自分のことを嫌だなと、そう思っている自分がさらに嫌だ」
相変わらず身体は重く、走ることにめげそうな心がいたのだけれども、もう少し考えてみることにした。
「なぜ、私は自分のことを嫌だな、と思うのだろう?」
そんなとき、ふと私の頭の中に“期待値”という言葉が浮かんだ。
そして、全てがつながった。
そっか、私は自分に対して勝手に“期待値”を設定して、そこに届かない今の自分にがっかりしていたのか。
つまり、私は“今の私”をみていなかったんだ。
今ここに存在しない、いわば架空の自分。
そんな架空のものを私は相手にして、戦いを挑んでいたのか。
それは、もうやめよう。
今の自分をもっと大切にしてあげよう。
自分は“今”にしか存在しないのだから。
そんなことを考えていたら、目標の5キロを走り終えていた。
今の自分、よく頑張ったね。
Unlock the Potential.
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